艋舺龍山寺
北部 艋舺龍山寺

艋舺龍山寺

台北市万華区 台北市萬華區廣州街211號

紹介

全台湾で唯一の「銅鋳蟠龍簷柱(どうちゅうばんりゅうえんちゅう)」が、艋舺龍山寺(もうこうりゅうざんじ)の正殿前に立っています。台北市万華区(ばんかく)にある台北で最も古い寺院の一つで、屋根を支える柱までよそでは見られないものです。三進「回」の字型に配された殿宇に入ると、頭上には螺旋状に彫り上げられた藻井(そうせい)が一巻きずつ上へ収束し、その細密さに驚かされます。龍山寺は観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)を主祀しますが、後殿には媽祖(まそ)、文昌帝君、関聖帝君、月下老人など百余尊の神明を同時に迎え、一つの廟に台湾人の「神仏一体」の信仰がまるごと詰まっています。功名を求め、縁を求め、平安を求め、それぞれの願いを別々に拝むのです。台北101や故宮と並ぶ国際観光客必訪の地ですが、万華の人々にとっては旧暦の1日・15日にお線香をあげに来る「家の廟」です。石彫り、木彫り、彩色画のどれもが工芸そのもので、香火が最も盛んな時には前庭一面が人で埋まります。

歴史

清の乾隆3年(1738年)、泉州三邑(せんしゅうさんゆう)の移民たちが海を渡り、故郷の晋江龍山寺の観世音菩薩を艋舺に分霊してこの廟を建てました。当初はただ参拝する場所ではなく、移民が議事や集会を行う中心地であり、清代の「頂下郊拚(ちょうかこうへい)」という族群同士の械闘の歴史の現場ともなりました。二百年余りの間、地震、風災、戦火が幾度も襲いかかります。最も危うかったのは第二次世界大戦末期、連合軍の空襲で正殿が全壊したにもかかわらず、主祀の観音像は無傷で残り、信者たちはこれを龍山寺「最大の神蹟」と語り継いでいます。今日目にする廟の姿は、主に1920年代に一代の名匠・王益順が主導した大修築の手によるもので、劫火から蘇ったこの古廟を、台湾伝統寺廟建築の代表作に仕立て上げました。

艋舺龍山寺

艋舺龍山寺

台北市万華区

参拝情報

住所

台北市萬華區廣州街211號

地域

台北市万華区