
祀られている神様
紹介
旧暦の正月9日が真夜中を迎えると、松山奉天宮(しょうざんほうてんぐう)は「拝天公(はいてんこう)」に訪れた信者で身動きが取れなくなります——一年で最も盛大な一夜です。台北市信義区にあるこの道教宮廟は、天公こと玉皇大帝(ぎょくこうたいてい)を主祀し、台北地域で最も重要な玉皇大帝信仰の中心の一つです。金碧輝煌の正殿に玉皇大帝を祀り、両脇には三官大帝(さんかんたいてい)と南北斗星君を配祀しています。台湾の人々が最も厳かな礼で天を敬う様を見たいなら、正月9日の「天公生(てんこうせい、玉皇大帝の誕辰)」がその最も壮観な一課——五牲(ごせい)の大礼が並べられ、その光景は台北市随一と称されます。
歴史
松山奉天宮は清の光緒年間(1880年代頃)に創建され、初めは地元の住民が天公を拝むために設けた簡素な草壇にすぎませんでした。信者は年ごとに増え、日本統治時代から戦後にかけての度重なる拡張を経て、今日の規模になりました。最も重要だったのは1960年代の大改築——廟側はわざわざ閩南の宮殿式建築に倣い、正殿を金碧輝煌で巍峨壮観に建て上げました。廟内の天公炉は常に香火が盛んで、とりわけ旧暦正月9日の「天公生」には信者が真夜中から押し寄せ、最も厳重な五牲の大礼を供えて天公を拝み、その規模は台北市随一と称されます。信義区の発展とともに人波はいっそう集まり、松山奉天宮は台北地域で最も重要な玉皇大帝信仰の中心の一つとしての地位を確たるものにしました。