大龍峒保安宮
北部 大龍峒保安宮

大龍峒保安宮

台北市大同区 台北市大同區哈密街61號

祀られている神様

紹介

廟の修復が上手いか否かで国際的な賞まで取れる——大龍峒保安宮(だいりゅうどうほあんぐう)がまさにそれです。台北市大同区にあるこの古廟は、修復の際に伝統工法を貫き、現代の速成材料という近道を採らなかったことで、2003年にユネスコ「アジア太平洋地域文化遺産保護賞」を受賞し、台湾廟宇修復の模範となりました。主祀は医神・保生大帝(ほせいたいてい)。殿内の壁には国宝級の巨匠・潘麗水(はんれいすい)の壁画があり、精緻な交趾陶(こうちとう)や木彫りも収められています。一般の廟の喧騒が薄く、文人の雅趣が漂い、足を踏み入れると静かな芸術の殿堂に入るかのようです。

歴史

清の乾隆7年(1742年)、同安(どうあん)の移民が福建泉州府の白礁慈済宮から保生大帝を分霊して大龍峒に迎え、当初はただの木造の小廟でした。大龍峒一帯の繁栄とともに廟も幾度も拡張され——1805年には三進式の石造大廟に改築、さらに嘉慶・道光年間の修繕を経て今日の格局が定まりました。保安宮の名を遠くまで知らしめたのは、1995年から2002年にかけての七年にも及ぶ大修築です。廟側は伝統工法で一枚一枚煉瓦を積むように丁寧に修復し、その成果が2003年のユネスコ「アジア太平洋文化資産保存賞」受賞につながりました。毎年の「保生文化祭」では、全台湾で唯一の「放火獅(ほうかし)」の儀式が今も残り、火の光で魔を祓い福を祈る、めったに見られない貴重な民俗となっています。

大龍峒保安宮

大龍峒保安宮

台北市大同区

参拝情報

住所

台北市大同區哈密街61號

地域

台北市大同区